2012年6月8日金曜日

地域課題に向き合う「笑んがわ市」・・・訪問の感想


6月7日 三新塔あきば協議会の三役と各部長及びその他委員の9名で三刀屋町中野の「笑んがわ市」を視察しました。

9時半ごろ訪問しましたが、すでに10数名の方がお茶を飲みながら談笑したり、鮮魚を買っておられました。

石飛集落支援員の話によればJA中野支所が廃止となることが発端であったとのことです。、
支所は地域の中心地にあり、買い物などのついでに地域の方の出会いの場でもあったそうです。
その支所がなくなることは地域の方にとっては大問題であったわけです。
そこで考えたのが「気軽に寄ってお茶の飲める場所」の開設でありました。

JAから土地・建物・設備の管理を受託することで支所の跡地を借り受け開設し、スタッフ19名のボランティアで運営されています。今では鮮魚、たこ焼き屋さんも出張してこられています。

毎週木曜日の開店で、1日平均40名の利用があるそうです。
採算はトントンとのことですがスタッフが手づくりで持ちよりのお菓子や煮物などはとてもおいしく、店内は話声と笑顔があふれていました。

私たちの地域も商店が少なくなり、空き家も多くなっています。家は軒を連ねていますが人通りはまばらです。

人の交流が少なくなっており、ますます寂しさを感じています。交流人口の拡大が地域課題でもあることから「笑んがわ市」さんを参考に、できることから取り組んでいきます。

「笑んがわ市」のみなさん 特に石飛さんにはお忙しいところ貴重な時間を割いていただき、有意義なお話を聞かせていただきましたことありがとうございました。





看板はそのままです。














店内は賑やかでした














鮮魚屋さんです









1 件のコメント:

  1. 中野の里づくり委員会 集落支援員の石飛です。
    先日は遠いところお越しいただきありがとうございます。
    住む場所は違いますが、地域の課題は
    どこもいろいろ抱えているということを知りました。

    「笑んがわ市」も2年目に突入ですが
    無理のないよう、細く永く続けられたらと思っています。

    またのお越しをお待ちしています。
    ありがとうございました。

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